ある意味ジャイアン?なこども時代

あなたに起きていることは

わたしに起きていること、

わたしに起きていることも

もちろんわたしに起きていること。



いろいろなアニメや映画、舞台などの作品の沼にハマっている私。しかし、幼いころからいろいろ見ていたわけではない。


私がアニメ映画を ある程度落ち着いた気持ちで見られるようになったのは、

・プーさん以外のディズニー作品…15歳頃〜

・ジブリ作品…19歳頃〜

と、遅めだ。

それはなぜなのか。

こどもの頃はなぜ見られなかったのか。


怖いから。

というか、私が映像・音・物語などから

たくさんの刺激を受け取るため、ドラマチックであればあるほど大変。頭がオーバーヒートしてしまう。

(見たことのある作品を何度も見る。新たな作品を見ることは未知の刺激を体験することなので気力が要る。)


心配になるから。

特に天真爛漫な主人公はとても心配。

・軽率な行動

・禁じられたことをやる

・ウソをつく

などなど。(だからこそ主人公なんだけどね。)

見ているだけでこちらが耐えがたい不安に襲われてしまう。


自分と比較するから。

しっかり者のキャラクターは私を焦らせる。

おはなしの世界の住人でさえも比較の対象にしてしまうのだ。



思えば、こどものころは『他人事』が無い世界にいた。


おとぎ話も 誰かの表現も 全てが自分について考える引き金。

今もそういう部分は残っている。


でも、私の話を聴いてもらう機会もあった。


吐き出す分よりも受け取る分の方がはるかに多い。出しても出しても溜まっていく。

それでも私は諦めずに語り続けたし、私の声を受け止める誰かが居続けてくれた。

そうやって少しずつ、受け止めと放出のバランスの取り方を学んでいる。そんな日々が現在までずっと続いている。



私の表現も、見られる人が見られる時に見てくれると、とても嬉しい。