作品展のお礼からのなんか壮大な話

下田のジェラート店 Gelateria Amore(ジェラテリア アモーレ)での作品展が無事終了しました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。遊画展が終わった2日後にこちらの展示が始まったのですが、そんなタイトなスケジュールにも関わらず、両方の展示を見に来てくださった方もいらっしゃいました。本当にありがたいことです。

そして、お店のギャラリースペースを貸してくださったGelateria Amore様、ありがとうございました。紫陽花部屋での個展をきっかけに声をかけていただき、とてもラッキーでした。これからもジェラートを食べに通わせていただきます♪いずれまた展示第二弾もできたら嬉しいです✨

展示の経験を重ねるごとに、展示をする技術が上がると思います。全体のテーマを決める力だったり、その会場(そのお店)の雰囲気と自分の作品の雰囲気が調和するところをつかむ力だったり、細かなところを整える力だったり……
私もまだまだ勉強中ですが、これまでの展示の経験で得たものがたくさんあると思っています。また、他のアーティストの展示を見たり、遊画展の準備の際に先生の動きを見ることからも、たくさんの学びがあります。(遊画展が毎年あるのは生徒として本当にありがたい!)

これからもっともっと、展示や場の演出の技術を上げたいです!自分は絵画の中の世界を作るのも好きだけど、場(空間)を作るのもけっこう好きなのかも、と思う時があります。
だから、”場”を提供してくださる方を常に大募集中!(笑)自分でも開拓しますがね。


下田の町おこし協力隊の方と知り合い、空き店舗で個展をやったことで、今度は下田のジェラート屋さんと知り合い、また作品展ができました。
地域の人と繋がる面白さにも目覚めつつあります。

この世界自体が好きではないかもしれないけど、自分の周りに自分の好きな空間がちょっとずつ増えていくのは幸せなことだと思いました。

醜さだらけの世の中に絶望するけど、その中でやっと作り出せた小さな空間の灯火が、こんなにもあたたかく感じられるのだな。

世界の醜さは世界の伸び代なのかな。伸び代のために犠牲になる人が多すぎる気がして辛いけど。
でも世界が何千年、何万年もかけてちょびっと成長したら、それはあらゆる生命が必死に頑張ったおかげなのかも。